株主優待先回り投資の振り返り:2021年12月
こんにちは、ろくです。
米国株の積立投資をしつつ、日本株は「株主優待先回り」という手法に挑戦しております。
本記事では2021年12月権利確定日の株主優待株の結果を報告します。
そもそも「株主優待先回り」とは?
「株主優待先回り投資」
日本には、株主優待制度というものがあり、権利確定する日に所有していると、
企業から優待品が届きます。優待品は主にその企業で生産している製品だったり(例えば、明治製菓ならチョコのお菓子)、QUOカードだったりします。
優待品が魅力的だと、優待品欲しさに、権利確定日に向けて株の購入が増し、株価が上がります。
そのような銘柄に対して、株価が上がる前に購入しておき、株価が上がったところで売却する手法を「株主優待先回り投資」といいます。優待品欲しさに権利確定日に向けて株価が上がるかどうかは過去のチャートから判断します。
それでは、2021年12月の結果発表です。
12月は−1960円でした。大爆死。。。詳細は下記になります。
(12月に権利確定日を向かえる銘柄の売買歴)
12月は波乱の展開となりました。
北海道コカ・コーラ(2573)の株主優待品は飲料の詰め合わせ。順調にじわじわと上昇し利益をとることができました。
一方、カフェを展開するユニカフェ(2597)と銀だこを展開しているホットランド(2597)は、新型コロナウイルスのオミクロン株がアフリカで発見されたというニュースがでてから、バタバタと下落してしまいました。株主優待品が魅力的な銘柄は、主に食品業界と外食業界に多いため、コロナ関連ニュースを大きく受けてしまっております。残念。
海運関連株である内外トランスライン(9384)は海運株が軒並み下落したタイミングでつられて下落してしまいました。そもそも夏頃から海運株はかなり上昇しておりテーマ株となっておりました。株主優待株としての側面より、テーマ株としての影響を受けてしまったかたちとなりました。
株主優待先回り手法を続けてきましたが、今後は下記ルールを策定したいと思います。
①四半期決算は跨がない(直前で売却し、決算確認後に購入し直す)
②テーマ株になっている銘柄には手をださない
③3、4ヵ月スパンで考える
④データを細かく分析し10%以上利益が取れる銘柄のみ対象にする→今まではチャートの大きさだけで判断していたため、計算してみると2%くらいしか利益がとれないものだった
徐々に感覚を掴んできたので、2022年は年率20%以上を目指したいと思います!
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